イチローの呪いで学べ、頼れる存在を外すという選択:いーぷら Style

2012年09月08日

イチローの呪いで学べ、頼れる存在を外すという選択


あるニュースサイトで、次のような記事を見つけました。
全米で話題の伝説「イチローの呪い」とは?

要約すると、
・メジャーリーガーのイチローがヤンキースにトレードした日から、
 年中雨が多いシアトルで、『45日間連続無降雨』という”珍記録”が続いている。

・イチロー加入以降のヤンキースは、前半戦の好調ぶりがパタリと止まり、
 7/18には10ゲーム差をつけていた2位のチームに並ばれてしまった。

・強打が売りの打撃陣も、1990年8月30日から9月5日の6試合連続6安打以下という
 球団ワースト記録に並ぼうかという歴史的スランプに見舞われている。

・イチローが抜けたシアトル・マリナーズは、オールスター以降の後半戦は30勝20敗。
 メジャー30球団の中でも3位という好成績。とくにプレイオフ争いが激化する後半戦の1勝は、
 1勝以上の重みがあると言われるなかでの貯金10は、”奇跡”としか言いようがない。

というような内容です。(文中の成績は全てアメリカ時間9/5現在)

イチローが移籍したヤンキースは不調になり、
イチローが抜けたマリナーズは好調になったということですね。



原因はさまざまな要因が絡まり合ってのことだと思いますが、
「イチローの呪い」を表現を変えて考えてみると、
イチローの存在が、両チームにそれぞれ影響を与えているという
見方をしているのがわかります。

イチローという選手は、
メジャーリーグでも最多安打記録など多数の記録を保持している
スター選手です。

そのスター選手がいることで、
シアトル・マリナーズの選手はイチローに無意識のうちに
頼ってしまっていた
ため、これまでチームは良い成績を残せなかった。

しかし、イチローが移籍してしまったことで、
自分たちで何とかしなければならないと奮起し、
チームが盛り上がり、今の好成績を残せている。

同様に、ニューヨーク・ヤンキースにイチローが移籍したことで、
スター選手が来たという無意識の安心感からなのか、
依存心からなのかは不明ですが、好調だった打撃が不調に陥り、
チームも成績を落としているという状態になっている。

イチロー選手はただ自分の仕事を忠実にこなしているだけなのに、
周りが勝手に不調になったり、好調になったりするので、
イチロー選手の身で考えれば、ものすごく運が悪い気がします。。

他人事で終わってしまいそうな記事ですが、
このようなことって、実は身近で起きているということに、
あなたは実感しているでしょうか?

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それは、企業の仕事において起きています。

営業の仕事で例をあげると、
イチローは、間違いなくトップ営業です。

大当たり(ホームラン)はたまにしか打ちませんが、
毎日確実にコツコツとヒットを打ちつづけ、
結果として、トップの成績を収めているのですから。

トップ営業がいることで、
周りの営業は、仮に自分が予算を達成できなくても、
トップ営業がその分余計に予算を達成してくれるので、
自分が何とか仕事を取らなければ・・・
というような焦りは少なくて済みます。

トップ営業の上司にあたる営業部長や経営者は、
次第にトップ営業への依存が大きくなります。

もしも、同じような状況になっていたら要注意です。
なぜなら、イチローのようにいついなくなるかわからないからです。

トップ営業マンは、自分の成績と賃金、やりがいなどを常に天秤にかけています。
それに見合わなければ、いつ会社を去っていくのかわからないので、
トップ営業に依存するのは、企業として非常に危険です。

では、どうすればよいのか?
ヒントは「イチローの呪い」に隠されていました。

それは、シアトル・マリナーズはイチローが移籍してから、
奇跡的な好成績を残しているという点です。

誤解してほしくないのですが、
トップ営業が抜けた方が、企業の業績が上がるというわけではありません。

シアトル・マリナーズの選手は皆メジャーリーガーになるために
努力に努力を重ねてきた人たちです。

それに対し、企業の営業はよほどのことが無い限り、
営業になるために勉強してきたという人の集まりではないハズです。

つまり、トップ営業が抜けることによって、
企業の業績は依存していた分だけ下がるということです。

それを防ぐには、
トップ営業に依存しない、営業チームを作ることです。
一人一人が予算を達成するために、売上を上げる努力をする。
トップ営業がいる間が勝負なのです。

「イチローの呪い」を参考にした案としては、
トップ営業を現在の営業チームから外すということです。

営業以外の部門に行けと言っているわけではなく、
例えば、トップ営業を営業1課、その他を営業2課というように、
営業部門内で、チームをわけてしまうという作戦です。

この際のポイントは、トップ営業が抜けたチームの予算は、
トップ営業がいる時と同じにすることです。

こうすることで、疑似的にトップ営業が抜けた状態を
つくりあげることができます。


トップ営業については、
チームを抜ける前と同額の予算にすることで、
精神的負担も軽減できます。

トップ営業が抜けたチームは、各個人が何とか数字をあげなければ、
チームの予算を達成することができませんので、
これまでよりも必死になるはずです。

もちろん、それを実現するための、サポートにも注力することも
とても大切
です。

企業の業績を上げるための作戦の一つとして、
「イチローの呪い」作戦を、ぜひ検討してみてください。


「ああしたい!」「こうしたい!」ワクワクを毎日に取り入れよう!
「行動すれば、次の現実!」
小さなヒントからアイデアを発想し、小さな革命を起こしましょう!!
posted by 伊藤 at 09:57| Comment(0) | ビジネスネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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